05261-180918 Apple WatchのwatchOS 5はトランシーバが面白い
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「Hey Siri」と言わなくても腕を上げて喋るだけでSiriが応えてくれるのはありがたい。
なんといってもshio.icon的にうれしいのは「トランシーバ」機能。近距離だけでなく、どこにいる誰とでもApple Watch Series 1以降のユーザとトランシーバ的に会話できる。ボタンを押している間だけ話して、話終わったら「どうぞ」と言っていたあれ。
トランシーバアプリで「会話可能」に設定し、相手を選択すると、Apple Watchの表面に大きく黄色いボタンが出現。押して話す。相手が受諾すれば、トランシーバさながらの会話ができます。
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一応、電話級(現第四級)アマチュア無線技士免許を持っているので、昔は430MHz帯と144MHz帯を使ってスキー場やドライブなどで通信していました。携帯電話の普及とともに使う必要がなくなっていますが、やはり電話による「通話」とは異なるテンポ感がいい。
電話による通話は、一旦回線を開くと切るまでつながりっぱなし。恋人同士ならそれがいいのだけど、用件を伝え合うコミュニケイションには、沈黙が冗長。電話を一旦切って、また掛け直すのも迂遠。一言伝えるのに電子メイルは重すぎて、メッセージ(LINEなど)を使う気軽さと同様、電話では重すぎる会話に向いているのがトランシーバ。
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それが距離を問わず、交わせるようになった効用は大きい。例えば庭先からキッチンに電話をかけるよりトランシーバの方が気楽。「内線通話」の気軽さで話せる感覚。
また、iPhoneを取り出さなくても簡単に発話できるのもいい。例えばヨットで沖に出ていて浜に連絡したいとき、操船中の両手でiPhoneを出すのは難しいし落とす危険があるけれど、腕に装着しているApple Watchに反対の手を伸ばすことは簡単にできる。メインシートもティラーエクステンションも握ったままでOK。 https://flic.kr/p/28vdYKL https://farm2.staticflickr.com/1850/42993900570_39edc324dd_k.jpg
最初、昔の癖で終話ごとに「どうぞ」と言っていたけれども、話す前後にピポッと電子音が入るのでわざわざ毎回「どうぞ」と言う必要がないことに気づきました。ナチュラルに会話できる。
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さらにAirPodsでもちゃんと使える。少し小さめの声で喋っても聞こえます。 デバイス間の連携が万全なApple製品、すばらしい。 https://flic.kr/p/2bggArT https://farm2.staticflickr.com/1886/44805050221_e5f003fd68_k.jpg
実用的で遊びゴゴロもあるステキな機能を実装してくださるAppleさん、ありがとう。
〈写真はiPhone X〉
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